───鉄扉が重々しい音を立てて開かれ、俺は小部屋へと

足を踏み入れた。

理恵 「───ふぐっ、うむぅっ・・・!?」

───狭い部屋の中で、理恵が顔を上げる。

相変わらず目隠しや猿轡で顔を覆い隠され、視界も言葉も

封じられたままだ。

ただしこれまでと一つ違う点がある───。

精治 「どうだ? 玩具は気に入ってくれたか?」
理恵 「ふぐっ、んむぅっ・・・!? んっ、むぐぅっ・・・!

 ふーっ、ふーっ、ふーっ・・・!?」

口を塞がれたまま、何事かを抗議している様子の理恵。

鼻息も荒く、その頬は火照って朱色に染まっていた。

それもそのはず───下着をズリ下げられた理恵の股間に

は、媚薬に塗れたバイブが低い唸りを上げているのだ。

理恵 「んっ、んぐっ・・・!? んむっ! ふぐぅっ!」